ニキビ産後対策

産後にニキビができるような体質になってしまうことがあります。これは妊娠中に変化していたホルモンバランスが、出産後に通常のホルモンバランスに戻ろうとしていることが関係しています。つまり程度の差はありますが、誰でも肌荒れやニキビができやすい時期といえます。
しかしながら産後だからといって放置しておくと、心配なことがあります。それはニキビ跡として残ってしまわないかということです。また産後のニキビはホルモンバランスだけでなく、食生活の偏りやストレスが原因となっていることもあります。特に食生活の偏りが原因だとすると、母乳や赤ちゃんの健康にも影響が考えられますから、たかが肌荒れと思わず、正しい対処法を知っておきたいものです。
まずスキンケア面からいう対処法ですが、基本的に大人の場合は清潔を保ち、保湿を心がけておいて損はありません。皮脂の分泌量が増えているような場合でも洗顔と保湿(水分補給とそれを逃さないようにするケア)をしっかりとしましょう。また顔の肌を触ってみたときに、全体的にざらついているようであれば、お肌のターンオーバーが乱れていることが考えられます。これもホルモンバランスの乱れが原因と考えられますが、角質がしっかりと剥がれ落ちることができず、めくれ上がった状態になっているのです。そのままではめくれ上がった角質に雑菌が繁殖してコンディションを悪化させてしまいますので、ピーリング作用のある洗顔料やジェルを使うことも考えましょう。もちろん保湿を忘れてはいけません。
次に食生活の面からの対処法です。皮脂分泌が多くなっていると感じている人のなかには、おそらく揚げ物や脂っぽいものを食べているのではないでしょうか。授乳中はおなかが減ってしまいますから、ボリュームのあるものを食べてしまいがちです。しかしこれはお肌のためにも、また母乳のためにも良くありません。脂肪分の多い食事をとっていると母乳が詰まりやすくなってしまいます。赤ちゃんのお世話などで調理や食事に時間が取れないとは思いますが、極力野菜中心の和食を心がけましょう。昔は母乳のためにいっぱい食べなくてはいけないとされていましたが、現代の食生活を考えると、摂取過剰にこそなれ、不足するようなことはあまりないと言われています。ボリュームいっぱい食べないと赤ちゃんに良くないかも、と心配することはないのです。ただしお水やお茶などをたくさん飲むことは赤ちゃんやお肌のために役立ってくれます。ノンカフェインで糖分が含まれないものを選びましょう。
あとは子育て中の方の一番の悩みである睡眠不足解消がポイントです。睡眠不足になると自律神経のバランスが崩れてしまいますから、やはり肌荒れの原因となってしまいます。本来なら夜10時から2時くらいまでのお肌のゴールデンタイムに熟睡していることが望ましいのですが、子育て中ではなかなか難しいかもしれません。それならせめて、日中細切れになってもよいのでお昼寝をすることをおすすめします。少しでも眠ることができればストレスも軽減できます。ただし日中に長時間熟睡してしまうと、夜眠れないという悪循環になってしまいますので、睡眠不足のときでも1〜2時間程度にしておくと良いのではないでしょうか。おそらく育児のペースがつかめるまでは、ずっとストレスがたまっていっている状態になっています。自分でも気づかないうちに蓄積されていることもありますから、パートナーに助けを求めながら育児を楽しめるようにしたいものです。
母体の健康な心と体が、赤ちゃんを健康に育ててくれます。もちろんお肌にもよい影響がもたらされることは言うまでもありません。